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2026年度のゼミ活動

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 2026年度が始まりました。 まだ流動的なところはありますが,今年度は3年生7名,4年生が3名,修士課程の院生が4名,博士課程の院生が2名,海外からの研究生が2名と大所帯になりました。加えて,コロラド大学ボルダー校から文化人類学者のKathryn Goldfarbさんを特別研究員としてお迎えしています。 年度初めのゼミの時間は帰省していた学生が持ってきてくれたものや,留学生からのお土産など,世界各地のいろいろなお菓子が揃いました。 これだけ大所帯になると,なかなか私が学生の名前と顔を一致させたり,学生同士が仲良くなったりするのが難しいものです。そこで,学部のゼミの時間,4年生が親睦を深めるためのレクリエーションを企画してくれました。 最近はいろいろなカードゲームがあるのですね。 今回はプロポーズをさせられたり,「はぁ」と言わされたりしましたが,私も学生の皆さんと一緒に楽しませてもらいました。 → たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。 → はぁって言うゲーム 卒論修論の指導を考えると頭が痛くもありますが,学生さんが多くなるとそれだけ自分だけでは興味を向けないテーマを知る機会をいただくことにもなり,刺激がありますね。 学生院生ともども,今年度もよろしくお願いします。

【学会発表】日本福祉心理学会 第22回大会

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 12月21-22日に東京家政大学で開催された日本福祉心理学会第22回大会で研究報告などを行いました。 研究室の院生二人が,それぞれ「精神障害のある方が就労を継続するために必要なものは何か―同僚との関係性に注目して—」,「夜間保育園で働く保育士がとらえる水商売で働く母親の子育て」というテーマで研究報告を行いました。 また,『子どもの権利を守るために —福祉心理学にできること―』というテーマの学会企画シンポジウムでは「ユースアドボカシーの取り組み ~社会的養護経験者が求めるメンタルヘルスケア~」というテーマで話題提供をしました。

【学会発表】日本人間性心理学会 第43回大会

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山口県で開催された日本人間性心理学会 第43回大会に参加してきました。 九州・山口は学生時代を過ごした場所でもあるので,指導教員や同窓生とも会うことができました。 研究発表は院生による発表が1本と,自分の発表が1本。 院生の発表は「『学校不適応』経験のある生徒の道内地方小規模高校における『学校不適応』の要因の検討」(佐々木あまねさん)でした。 自分の発表は「低所得や経済的疎外(LIEM)を背景に持つクライエントとの心理支援に臨む心理支援者の姿勢,心構え」というテーマでした。 自分たちの研究報告以外にも,同窓生の皆さんが学会賞など,いろいろな賞を受賞されたので講演があったり,指導教員の記念講演もありました。 特に指導教員である村山正治先生は90歳を超えられていますが,お話は相変わらずで,いくつもの核心を突いたお話をしてくださいました。 学会の後は福岡県児童養護施設協議会の調査研究委員会にお邪魔して,今年度,委員会の皆さんと一緒にさせていただいている調査の経過報告をしてきました。 夜の部には会長,副会長も来てくださり,久しぶりに福岡でおいしいものをいただきましたが,今の管理職のみなさんは私が施設心理職駆け出しの頃から存じ上げている方もいらっしゃって,とても懐かしく,こうして迎えてくださるのをありがたいなと思って過ごしました。 特に25年前は「心理職なんて…」という時代だったのに,今は心理学の研究者である私たちを温かく迎えてくださって,時代が流れたなぁと感じます。

【学会発表】日本心理学会第88回大会

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熊本で開催された日本心理学会第88回大会で研究報告を行いました。 今回は3つの研究報告を行いました。 1つ目は学部時代にゼミに所属していた北大の院生 白石さんの研究発表で,テーマは「大学生における親への同一視の様相と自己嫌悪感情及び時間的展望の関連について」でした。卒論の内容をまとめたもので,初めての学会発表でしたがたくさんの方に聞きに来ていただき,堂々と質問に答えていました。今後の研究への助言もいただくことができていたようです。 2つ目は子どもの虹情報研修センターの増沢先生が研究代表を務められている子ども家庭庁の科研費に関係する研究で,「虐待重大事例における発生傾向と特徴の探索的検討検証報告書のコーディングに基づく量的分析」というテーマでの発表です。静岡大学の満下先生,志學館大学の白井先生と一緒に発表しました。心理学会なので,虐待のテーマにどれくらい関心を持ってもらえるか... というところでしたが,結構多くの方に足を止めていただけたようでよかったです。 3つ目がようやく自分が主担当した研究で「人はなぜ過酷な環境を目指すのかー南極での探検活動がもたらす価値」というテーマのものです。この研究は静岡大学の村越先生の科研費の助成を受けた研究プロジェクトの一環として行われたもので,南極に越冬隊として行ったフィールドアシスタント(南極でのルート開拓などを行う方たち)を対象にした調査をまとめたものです。 南極はとても美しいところである(らしい)と同時に,死のリスクが高い場所でもあります。特に基地を離れて遠征に出る時にはそのリスクが高まります。そうした危険な経験をしたにも関わらず,多くの人たちがまた南極に行きたいと感じたり,南極滞在はとても素晴らしい経験だったと語ったりします。なぜ,南極での経験は人にそのように肯定的な体験になっているのかについてインタビュー調査で探求しました。この研究で新たに得られた知見としては,彼らは単に南極滞在中にその価値を見出しているのではなく,子どもの頃,あるいは大学生の頃など,ずっと以前に南極に行くことを意識し始めた頃からのさまざまな想いやその人の人生の使命などを抱え,それが南極滞在を通してその人の人生の中に新たな価値となっていたり,大きな転機となり,その後の人生に新たな価値を生み出していることがわかりました。人が危険を冒すということを理解するとき,...

【研究室の活動】ゼミの風景(おしゃれアピール)

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 先日のブログにも書きましたが,今年度の 学部ゼミは地域で居場所を運営している機関とタイアップして,その居場所機能を様々な角度から評価,探求,考察するフィールドワークに取り組んでいます。フィールドワークを通して学んだこと,考えたことと,自分たちの問題意識,先行研究や公開されているデータなどをもとに,探求するテーマやその方法についてのディスカッションを重ねています。 研究室の近くに「 エンレイソウ 」という地域連携活動のための施設があります。 たまには気分を変えて… ということで今週はエンレイソウを使って開催しました。 いつもよりも新しくておしゃれな空間なので,「やっている感」があります(実際にずいぶんはかどったように思います)。 窓の外には構内にある大野池という蓮池が眺められます。時期になるとカルガモのお母さんが子どもたちを引き連れて歩く姿も見られます。 私大にはおしゃれなところが多いけれど,北大にも少しはおしゃれ空間があります,というアピールでした。

【研究室の活動】今年度の福祉臨床心理学研究室

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  新年度が始まって2か月が経とうとしています。 北海道も緑の季節を迎えて,ようやく授業やゼミのペースもつかめてきたところです。 今年度の福祉臨床心理学研究室の所属学生・院生は 学部3年生 4名 学部4年生 2名 修士1年生 3名 修士2年生 2名 博士1年生 1名 の計12名です。 学部生は3年生の後期に本ゼミといって卒論を書くゼミの所属を決めますので,3年生の人数は後期に変更があるでしょう。 ゼミは学部のゼミとリサーチ研といって卒論・修論・博論のための研究についてディスカッションするゼミの2つの時間を設けています。 学部ゼミは地域で居場所を運営している機関とタイアップして,その居場所機能を様々な角度から評価,探求,考察するフィールドワークに取り組みます。関連する先行研究を調べたり,実際に居場所に足を運んで見学したり,参加させてもらったり,スタッフや地域の人の話を聞かせてもらったり,学生・院生でディスカッションをしたり...ということを通して,研究の進め方,テーマの探求の仕方を学びます。 このように複数のゼミを運営したり,地域連携プロジェクトを進めたりするために,今年度からゼミの運営にslackを導入することにしました。slackには教育支援プログラムというものがあり,有料プランが85%offと,とてもお得に導入できます。今のところ,とても使いやすくて重宝しています。 またリサーチ研の方はそれぞれの研究テーマを深める時間ですが,これまでコロナもあってあまり積極的にできなかった「学会で発表しよう!」をひとつのテーマにして取り組みます。北大には院生が学会発表することを経済先に助成してくれる制度もあるので,そうしたものも活用しながら学会発表に取り組んでもらいたいと思っています。 その他,今年度研究室では科研をはじめいくつかのプロジェクトに取り組みます。 【科研;代表】 ■ 社会的養護に内在する喪失とそれに伴う悲嘆に対する包括的理解とケアの構築(基盤研究B) ■ 貧困下にある子どもに有効な支援を提供する心理支援者育成プログラムの開発(学術変革領域研究(A) 公募研究) 【科研;分担】 ■ 希望ある里親養育に向けた「未来語りの対話」ケアプログラムの開発(基盤研究C;八木孝憲) ■ 社会的養育におけるドリフト現象の実態把握とケア指標作成に...

【学生院生の取り組み】地方学の実践支援プログラム2023の成果報告会

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 北大では「自治体との共創」や「課題解決のための社会との連携強化」をかかげ,北大の総合力による新しい地域連携の形を推進することを目的に「 地方学(ぢかたがく)の実践支援プログラム 」という取り組みが行われています。 学生院生が地域社会や団体と連携しながら,現場地域(フィールド)において課題解決に主体的に取り組むことを支援するプログラムです。 今年度,福祉臨床心理学ゼミ修士課程1年の佐々木あまねさんが「道内地方小規模高校における生徒支援についての研究」というテーマでこのプログラムの助成を受けて,苫前町と連携共同し実践研究を進めてきました。佐々木さんは,入学者が減少し,存廃の危機にさらされている地方公立高校にあえて札幌都市圏から進学する生徒たちがいることに注目し,時には中学時代に不登校のような学校適応上の困難さを経験した生徒たちが,地方高校で過ごす中で自分らしさを見つけながら成長していく過程を生徒個人のレベルだけではなく,学校や地域コミュニティが持つ力にも注目して理解しようとする研究に取り組んでいます。 修士課程1年生ということで,研究成果がまとまるのは来年のことになりますが,先日行われた報告会では,今年度,プログラムの助成を受けて進めた調査の成果を報告しました。 個人的には佐々木さんの研究を見ながら『 銀の匙 silver spoon 』という漫画が思い浮かびます。