【学会発表】日本人間性心理学会 第43回大会

山口県で開催された日本人間性心理学会 第43回大会に参加してきました。

九州・山口は学生時代を過ごした場所でもあるので,指導教員や同窓生とも会うことができました。


研究発表は院生による発表が1本と,自分の発表が1本。

院生の発表は「『学校不適応』経験のある生徒の道内地方小規模高校における『学校不適応』の要因の検討」(佐々木あまねさん)でした。



自分の発表は「低所得や経済的疎外(LIEM)を背景に持つクライエントとの心理支援に臨む心理支援者の姿勢,心構え」というテーマでした。



自分たちの研究報告以外にも,同窓生の皆さんが学会賞など,いろいろな賞を受賞されたので講演があったり,指導教員の記念講演もありました。

特に指導教員である村山正治先生は90歳を超えられていますが,お話は相変わらずで,いくつもの核心を突いたお話をしてくださいました。





学会の後は福岡県児童養護施設協議会の調査研究委員会にお邪魔して,今年度,委員会の皆さんと一緒にさせていただいている調査の経過報告をしてきました。

夜の部には会長,副会長も来てくださり,久しぶりに福岡でおいしいものをいただきましたが,今の管理職のみなさんは私が施設心理職駆け出しの頃から存じ上げている方もいらっしゃって,とても懐かしく,こうして迎えてくださるのをありがたいなと思って過ごしました。

特に25年前は「心理職なんて…」という時代だったのに,今は心理学の研究者である私たちを温かく迎えてくださって,時代が流れたなぁと感じます。


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